いにしえの漢方を現代のあなたに 嘉永3年創業 小野里漢方薬店
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漢方のうんちく 其の5

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古く歴史ある漢方を現代に役立てたい

漢方医学、4種類の診察方法


漢方店入り口
店の入り口付近の様子

四診(ししん)
全身の症候をとらえる事で、漢方医学では患者さんから、これらの情報を得るために、望・聞・問・切の「四診」という診断法を用います。いずれが欠けても重要な情報を見逃すことになるので時間をかけて診察します。

望診(ぼうしん)
体型、行動、顔色、皮膚を目で見て観察します。体格が良いのは実証と判定する条件の一つですし、活力がある、汗が出ない、眼力が強いなども実証の特徴なのです。

聞診(ぶんしん)
音声を聞いたり、においをかいだりして、情報をとります。声が大きく張りがある。話がきびきびしている。石が強いなどは実証の特徴です。


問診(もんしん)
問診表を渡し記入する内容は17項目あります。

1.全般→疲れやすい、風邪をひきやすい
2.大便 3.小便 4.食欲 5.睡眠 6.汗
7.寒熱→寒がる、冷える、のぼせるなど
8.口腔→口が粘る、唾液が多い、水をよく飲む
9.頭→頭痛がする、めまいがする
10.顔、目→シミが出る、目が疲れる
11.耳、鼻、のど→耳なり、鼻水、のどのつかえ感など
12.肩、胸、腰→肩こり、痰が多い、動悸がする、腰痛
13.原→ゲップが出る、胸焼けがする、腹が張るなど
14.皮膚→おできや吹き出物、皮膚がガサガサする
15.関節、四肢→関節の痛みがある、足がむくむ
16.月経
17.アレルギー→いままでに内服薬や注射で発疹などのアレルギー症状が出たことがある


漢方/玄関
蔵に通じる通用門

漢方薬の副作用


漢方/看板
蔵の脇にある看板

漢方薬は確かに「安全性」が高い医薬品です。一方で「漢方薬の副作用」も報道されています。漢方薬は化学薬品に比べると安全性ははるかに高いですが薬である以上、不適切な使用による副作用、またはアレルギー反応による副作用は当然起きます。

そこで漢方治療のエキスパートはどのような漢方薬が最も有効かを十分吟味しています。「体調が変だな」と思ったら遠慮なく主治医や薬剤師に問い合わせて下さい。

日本の漢方はひとつのものさし「方証相対」しか持っていません。しかし最近では、お医者さんも勉強熱心で中医学の考え方に基づいた漢方薬の処方のできる人が増えてきています。

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